一般的に建築された木造軸組工法だと気密性が低いため、結露の発生は2×4と比較すると少ない。しかし、最近の工法で外部に構造用合板を使い、大壁工法(柱を内部に見せずに石膏ボードなどで隠してしまう工法)の場合は2×4工法と同様である。ただし、白蟻対策などの時にヒバ類等の樹種を使うことで防蟻剤が免除される。
2×4工法は外壁部分の気密性が高いため内部の湿度が外部に逃げにくくなる。
その為、十分な対策をしないと結露の原因になりかねない。しかし、これは木軸でも外壁に合板を貼るような工法では同じ事が言える。
2×4の場合は通気工法などを採用しない限り、防蟻剤の使用が免除されない。
耐久性は結露の発生の有無によって決まるといっていいが、これは最近の気密性の高い住宅を造ることと反することになりかねない。従って、室内側からの湿度の侵入を防いでいれば木造軸組工法も2×4工法とも同様な結果になる。 |